Googleからの大打撃を受けたのは、2021年3月23日(火)のことです。私の上の子供が幼稚園を卒業して小学校へ入る前の春休みでした。
子供の習い事に行こうと、なんの気もなくGoogleアナリティクスを見るとすごい勢いでリアルタイムPVが下がってました。
なんと!Googleのアプデを見事にくらってしまったのです。
そのときの気持ちや復活させるまでの実体験をまとめました。
この記事では、「Googleアプデ後286万円で売却するまでの戦略と行動!通報や詐欺サイト撃退まで!」というタイトルで実践記をご紹介します。
Googleアプデ後286万円で売却するまでの戦略と行動!
サイトのPVも急激に下がっていることから、何かバグやエラーが起こっているのかな?と思いつつ、Google検索してみると、自分のサイトの記事が見当たりません。
いつも1位を取っていたキーワードで全くヒットしません。
どんなサイトかですが、ざっくり↓このようなサイトです。
すると↓このようなメールが届きました。

「サイト上の重複コンテンツや質も低いコンテンツ」
そこから調査を自分なりに続けると、私のサイトを悪質な人がコピーしているのを発見しました。
他のブログやYouTubeに私の記事がパクられている!
その中の1サイトにおいては、記事を私がアップすると同時に、そのサイトにもあがるように自動生成される仕組みを作っていたんです。
調べると、2020年3月9日から2021年3月までずっと!
1年間も!
完コピです。
1000記事以上コピーです。
自動でツイッターまで生成するようになっていました(怖い)
しかも厄介なのは、そのサイトのプロフィールとかを見るとあたかも頼まれて載せてやってるって感じの書き方なんです。
完全に詐欺サイトですね。
難しいと思いつつ、Google様に再審査リクエストを送りました。
その際に「私がコピーされている」という内容を丁寧に書いたのですが、
2日後に「再審査の結果、重複コンテンツです」とまた言われます。
(Googleさん全然わかってくれないー><)
記事を月に200記事ほどあげていたにもかかわらず、記事をあげてもインデックスがなかなかされません。
「終わった・・・」
そこで、以前所持していて、アドセンス審査も通していた中古ドメインのサイトを持っていたので、即効でそこにドメインを載せ替えることにしました。
ドメインを載せ替える
自分でドメインの載せ替えは無理なのでココナラでお願いしました。
(ココナラで載せ替えてもらうのであれば大体5000円ほどです)

ドメインの載せ替えは通常は数日かかりますが、お願いしたときは、その日のうちに載せ替えてもらいました。
記事数は4000記事を超えていたので、「記事数が多くても良い」か聞いたところ大丈夫とのこと。
その際、301リダイレクトはどうするか聞かれたので、その時はしてもらったのですが、あとでいろんなサイトを読んだところ
「ペナルティを受けたサイトからリダイレクトを受けるのはよくない」とあり自分で外しました。
朝、依頼をして、春休みなので子供たちと公園に行って帰ってきたらサイト移管が終わっていました。
1日でドメイン移管が終了。
逃げ切った!!
そう思ったのも束の間!
詐欺サイトもくっついてきていたのです。
wordpressってRSS機能っていう拡散機能がついているんですね。
そこにおそらく知らないうちに繋げられてしまったんだと思います。
そこでRSS機能も停止しました。
さらにそこから、Googleに通報もしました。
Googleに通報した結果
調べると丸々コピペされている被害者ってめっちゃいるんです。
通報した結果どうだったかというと1回目は私の申請の仕方で、該当URLが多すぎてわかりにくいのでわかるように説明し直してというお返事で・・・

そこから再度申請したのですが認めてもらえませんでした↓

さらに私の方に虚偽があった場合、損害賠償責任に問われますと言われてしまいます。
もう辛すぎて諦めることにしました。
(Googleさん全然わかってくれないー><)2回目
詐欺サイトは?
全くGoogleさんには認めてもらえませんでしたが、詐欺サイトは、私の記事を削除してくれました。
(憶測ですが、RSS機能を停止したことで気づいてもらえたと思われます)
この時、この詐欺サイトに直接何か文句を言おうと思ったのですが、こういう詐欺をする人って同じ方法で何回でも詐欺してくるので、相手にしたら時間の無駄かなと思いました。
ドメイン移管のその後
その後、着々と上位にいけるかと思ったのですが、もともと中古ドメイン販売屋さんで購入したときに、海外ドメインで6240円で購入したドメイン・・・(←ケチりすぎました><)
あんまりUR・DRは高く無かったんです。

3月にサイトが飛んだあとの翌月の4月は過去最低の4万PVでした。
最高で120万PVだったサイトなのに><
そこから2021年の8月の時点で25万PVくらいになりましたが、なかなか狙ったキーワードで1位が獲れないことに苦労しました。
1位か2位でアクセスが全然変わってくるのを痛感していたので、そろそろ「サイト売却」をしようかなと考えていました。
サイト売却するために、アクセスや収益などの数値を拾い出して準備をしていたのですが・・・
私の目標が「5000記事を書く!」でしたので、再度「中古ドメインの載せ替え大作戦」を決行することにしました。
それが2021年10月です。
前回の載せ替えから約半年が経ち、中古ドメインも新たに購入しました。
ドメイン移管2回目
次のサイトは「UR33 DR25 DA18」
「中古ドメイン屋」さんで30000円ちょっとで購入したサイトです。
今までで一番高いドメインを購入して少しドキドキしましたが、もう絶対あげてやる!!と思っていました。
「ウェイバックマシン」というサイトで、もともと何のサイトだったかを確認できます。

調べるともともと旅館のサイトでおそらくコロナのせいで閉館を余儀なくされたサイトのようです。(心が傷む)
またまたココナラで載せ替えをお願いさせてもらったのですが、ちょっとハプニングがおきます。
今回はなんと元のドメインに『www』がついていないのに(ご好意で)wwwをつけてUR(←バックリンクのこと)が7まで落ちたっていう。
どういうことかといいますと、たとえば
「UR33 DR25 DA18」

「UR7 DR26 DA18」

「www」はつけないで欲しいとお願いして、もう一度ドメインの載せ替えをお願いしました。
中古ドメイン販売屋さんでいうと、下記の矢印のあるドメインが過去の運営URLなので、この通りにドメインを移管する必要があるのですが、私が購入したドメインは過去の運営URLもwwwが無かったので、移管の際もwwwをつけないのが正しいということです。

それが10月2日にお願いをして最終的に終了したのが10月8日でした。
結果!アクセスがほぼ倍に!

ドメインの載せ替えをしてどうなったかと言うと、2021年の9月には22万PVだったのが10月には約40万PVまで上がり倍ほどに伸びたんです!
中古ドメインの効果がすごい!!
だんだん思っていたキーワードで1位が取れるようになり、2019年1月に立ち上げたサイトが、2021年12月に累計1500万PVになりました。
3年ほど継続しているサイトのトータルが1500万PV達成しました✨続けてきて良かった! pic.twitter.com/fNWrSvyi00
— 紬(つむぎ)🦋 (@tumugi_tuki100) December 3, 2021
2021年11月のコアアップデートでもDAが4ポイントも上がっていました。
まとめ
Googleさんにペナルティを受けたら、諦めずにドメインの載せ替えをお勧めします!私が復活できた禁断の手法は中古ドメインに載せ替える!というものでした。
本当にドメイン載せ替えは完全にアリだと思います。
完コピしていた詐欺サイトにも、記事削除依頼をせずに削除ができたのでよかったです。